相槌や頷きの方法について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
会話の中で返事に困ったり、会話の返事をしたことで揉めてしまったり、ということで悩まれている方もいるのではないでしょうか?相手の話を理解した相槌ができれば、相手はあなたと話をして良かったと思ってくれ、あなたは聞き上手と思われることも。なぜなら、話し手は、会話の中であなたに意見を求めていないからです。相手の話を理解していることを相手に伝えれば、円滑なコミュニケーションが可能です。総務職であれば、聞き上手を目指しましょう。今回の記事は相手が求める相槌ができるようになる記事になっています。
会話で適切な相槌が求められる理由とは?
会話で相槌が必要な理由は①話し手の承認欲求を満たすため②話を聞いているというアピールを相手にするため、2つです。どんなに物静かな人でも、話すのが苦手な人でも、実は話をして、話を聞いてもらいたいのが本音。私は職場で、心が疲れて休職し、復職した後の面談も担当しています。普段は、とても物静かな人でも、面談時に「話を聞きますよ」という姿勢を私が見せると、相手は悩みや心配といった本音を言ってくれ、次回の面談日を決めるときにも積極的に日程調整をしてくれます。そして、話し終えた後に「話を聞いてもらえてスッキリした」という返答をしてくれることも。話し手の気持ちが晴れやかになることは、聞き手冥利につきます。信頼関係の構築ができると、話し手の私は嬉い気持ちに。なので、相手に対して、話を聞いていますよ、とアピールするのことはとても重要です。では、相槌は、話し手に何を伝えるための相槌になるのでしょうか?
相槌をすることで相手に伝えたいことはなに?
相手に相槌をすることで、「あなたの話を聞いているよ」とアピールをします。相手に対して、コミュニケーションを取りたいことの最初の意思表示が相槌。前章でもお伝えしましたが、人は承認欲求を満たすために、話をしています。なので、話に賛成、反対という聞き手の意見ではなく、「あなたの言っていることはわかりました」「あなたの考えてていることはわかりました」という相手の話を肯定することが重要。相手の話を肯定するために、相槌を使って伝えていくことがポイントです。どうしても、人の話を聞くと自分の意見を言いたくなったくなり、自分のことと置き換えて感情が動いたりします。だけど、あなたの意見や感情はまずは抑え、「話を聞いているよ」と、相槌を使って、相手を肯定することが聞き上手になるための第一歩。総務職の方は、常日頃から相槌の意味を意識しときましょう。では、相槌には、どんな言葉のバリエーションがあるのでしょうか?
相槌を打つときの言葉のバリエーション
相槌のバリエーションは、たくさんの種類があり、相槌の言葉によって会話の方向性が決まることもあります。また、同じ相槌でも、抑揚をつけることで、単調な印象を避けることも可能。ただ、肯定する相槌であっても、会話の中で、ずっと同じだと、相手は話しずらいこともあります。例えば、会話の中で、ずっと「うん」の相槌だと、話しにくいという経験はあなたもあるのではないでしょうか?総務職の私が、相槌でよく使う言葉をお伝えします。
①「うん」「はい」「そう」などの短い返事
②「そうですよね」「よいですね」と前向きな返事
③「さすがですね」「素敵ですね」という褒め言葉を表す返事
④「その通りですね」「本当に」「わかります」と相手を認める返事
⑤「おもしろいですね」「興味深いですね」と関心をしめす返事
これ以外にも相槌はたくさんのバリエーションがあるので、「うん」「はい」以外の自分で使いやすい相槌のバリエーションを見つけましょう。私が職場で使いやすい相槌は「わかります」という言葉。理由としては、話の内容が賛成反対に関わらず、「あなたの気持ちがわかる」という意思表示の相槌として使っています。相槌のバリエーションが増えると相手が話をしやすくなり、あなたも聞き上手の仲間入り。ぜひ、あなた自身の相槌のレパートリーを増やして、聞き上手になりましょう。
まとめ
同じ会話でも、相槌の時に使う言葉によって、気持ちをスッキリさせたり、反対に悩みを深めたりと、話の展開が変わってきます。なので、相手は話を聞いてもらいたかっただけなのに、あなたの相槌でより心配になったりすることも。さらに、相槌のタイミングを間違えると相手は不快な気持ちになります。せっかくのコミュニケーションで、話し手も聞き手もマイナスなことばかりになっては残念。相槌のポイントは、相手の話を聞いているということを伝えることです。総務職の方は、上手に話せることができるよりも、上手に相槌ができる方が、従業員の方との信頼関係の構築も可能に。ぜひ、あなたらしい相槌をマスターしましょう。職場コミュニケーションの能力を上げたい方、人との会話を弾ませたい方、職場での会話に悩まれてる方、以下の記事も参考にしてください。