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職場で同僚の愚痴を聞いたときに、自分が疲れたりストレスがたまった経験をされた方もいるのではないでしょうか?人の愚痴を聞いて、あなたがストレスをためないためには、愚痴を言う相手が何を求めるているかを知れば良いだけ。なぜなら、愚痴はあくまでも話し手の愚痴なのです。総務職は、愚痴を聞く場面が多い職種。愚痴を聞いても自分のストレスをためずに、相手から信頼される総務を目指しましょう。
愚痴と相談の大きな違いとはなんでしょうか?
愚痴と相談は、悩みを抱えているという共通点はありますが、2つには大きな違いがあります。それは、愚痴は「話を聞いてもらいたいだけで、意見を求めていない」、相談は「話を聞いてもらって、改善策になる意見を聞きたい」ということ。相手に対して、意見を求めるか、求めないかというのが大きな違いです。職場で、人間関係の悩みを聞いてもらいたいという状況は、ほとんどの場合は、愚痴。人は愚痴を言うことで、悩みの半分が解決できたりすることもあります。愚痴を言った人から、「話をしてスッキリした」というのはよくあることで、あなたも言われた経験も言った経験もあるのではないでしょうか?ただ、言う側になったときに気をつけるのは、愚痴が悪口座談会にならないように注意が必要。そして、聞く側になることの多い総務職の方は、悪口雑談に参加しないようにしましょう。では、愚痴を上手に聞くにはどうするのが良いでしょうか?
愚痴の上手な聞き方とは?
愚痴を上手に聞くには、思いやりを持って話を聞くことが大切です。前章でもお伝えしましたが、愚痴は話を聞いてもらいたいだけで意見を求めていないということ。なので、愚痴を聞いている側がアドバイスをしたところで、愚痴を言っている側は、その言葉を求めていなく、話を聞き入れることができません。最悪の場合、聞き手のアドバイスが、愚痴を言う側の求めていない言葉だと、アドバイスを言った聞き手と揉める原因にも。同じ悩みでも、話し手の悩みが愚痴か相談かのスタンスで大きな違いになります。ただ、1つ気をつけたいのが、愚痴なのに話の始まりが、「相談なのだけど〜」というこたがあります。そのときは、相手の様子を見ながら、意見を求めているのか求めていないのかの判断が必要。総務職の私は、愚痴か相談かがわからない場合は、最初は意見を言わずに、思いやりを持って話を聞くというスタンスで対応をしています。では、愚痴を聞く時に注意すること、聞き手がやってはいけないことはあるのでしょうか?
愚痴を聞く時にの聞き手がやるべきこと避けるべきことの3つ
愚痴を聞く時のポイントは3つ。
①思いやりを持って話を聞くこと
②相手の話を否定しない
③アドバイスをしない
前章でもお伝えしましたが、愚痴は相談と違い、相手の意見を求めていません。相手は愚痴を言いたいだけ。極端な言い方をすれば、愚痴を言う人は、上手な相槌を打ってもらいたいだけです。人は不思議なもので、人に話をするだけで悩みの半分くらいは解決していることもあって。私は、会社の相談窓口をしています。その際、「そのようなことかあったのですね」という気持ちを伝える相槌を打って話を聞いていると、相手から「スッキリしました。何かあったら、また聞いてください!」と言われることも多い状況。相手は愚痴を言えたスッキリ感と、何かあった時に話ができる安心感の両方で、悩みは解消されていることもあると感じています。では、愚痴を聞く側のストレスはどうなるのでしょうか?ストレスをためない聞き方はあるのでしょうか?
愚痴を聞いてもストレスをためない聞き方のポイント
ストレスをためない愚痴の聞き方は、「感情移入をしすぎないこと」です。もちろん、愚痴を聞くときは、相槌と共感は大切。ただ、愚痴の内容はあなたに向けて言ってはいないので、愚痴の内容を自分と結びつけたり、愚痴の対象者をかばったりしないことが重要です。なので、愚痴を聞くときは、感情移入せずに、聞き流すテクニックも必要。職場の人間関係構築には、話を聞くことが大切ですが、あなたのストレスがためってはもともこもない話です。総務職の方は、従業員の方からの愚痴を聞く機会も多い業務。自分のストレスをためずに、相手の愚痴の悩みを聞けるテクニックを身につけましょう。職場コミュニケーションの能力を上げたい方、人との会話を弾ませたい方、職場での会話に悩まれてる方、以下の記事も参考にしてください。