会話中の目線はどこ?相手の心理に届くコツ3選

職場コミュニケーションのコツを知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

子供の頃に親や学校の先生から、「話をする時や話を聞く時は、相手の顔をしっかり見ましょう。」と教わりましたよね。大人になり、職場での会話のとき、「しっかり見るってどれくらいの時間?」「相手の顔ってどこ見るの?」と悩まれている方も多いのでは?相手の顔を見ながら会話といっても、あなたが1秒も目をそらさずに、相手をジーッと見ていたら相手は怖い気持ちにもなることも。そして、あなたも相手の顔をずっと見て話をするのは緊張するはず。なので、お互いのためにも、会話中の目線は、相手の顔をずっと見なくても良い方法があるのです。なぜなら、会話中に顔を見るポイントを押さえれば良いだけなので簡単。しかも、ずっと見ていないのに、相手は話し相手のあなたが、「自分の方を見て、ちゃんと話をしてくれている。」と感じるのです。今回は、会話をするときの目線についての記事になります。話をするあなたも緊張せず、相手も心地よくなるので、円滑なコミュニケーションの構築が可能。ぜひ、従業員の方と話をする機会が多い総務職の方にはオススメの記事になっています。

目次

会話相手が不愉快になる目線の4パターン

相手が不愉快になる会話をするときの目線とは、いったいどんな状況でしょうか?あなた自身の話の聞き方も振り返ってみてくださいね。


①目を合わせない
目を合わせないことで、話し相手に興味がないという印象を与えて、会話が立ち消えてしまうなんてことも。話しかけられたときに、相手の顔を見ずに返事をする人も同じ。誰と話をしても、いつも会話が続かない方は、目線を合わせていないことが大きな原因の可能性も。心当たりがある方はすぐに直す必要があります。


②時計や携帯電話をみる
話し相手が時計などをみたら、「忙しいのかな?」「他のことを考えているのかな?」という印象を与え、途中の話をはしょって話してしまいます。そんなときに限って、情報量不足でミスにつながるなんてことも。ビジネスでは、もっとも避けたいミスです。時計や携帯電話をチラッと見たりすることも注意が必要。相手は、ちゃんと見ています。


③目線が左右にキョロキョロする
相手がキョロキョロすると、「自分の後に何かあるのかな?」と気になり、話し手も会話に集中できなくなります。結果的に、何の話をしたかも分からず、モヤモヤした気持ちに。周りの音にすぐに反応して、キョロキョロしてしまうなんてことがないように注意が必要です。


④相手を凝視する
目線を合わせないのがいけないからといって、凝視するのもNG。会話は、一瞬のスキをついて勝敗を決めるスポーツではありません。凝視されると、相手は責められていると感じてしまうことも。ジッーと見られると、怖くて話を終わらせたくなります。


今回は4パターンご紹介しました。この4つに共通するのは話し手に嫌悪感がうまれるということ。では、会話をするときに、相手が心地よく感じるのは、いったいどんな目線でしょうか?

会話をするときに、相手が心地よい目線はどこ?

会話のときに相手が心地よくなる目線はいくつかありますが、一番は相手の目の周りをみることです。瞳を見てしまうと緊張してしまうことも、目の周りを見ながらだと話しやすい雰囲気に。相手には目を見ながら話をしている印象を与え、お互いに話がしやすいです。とくにオススメはまぶた。まぶたは瞳に近いので自然に目を見ている印象になります。ただ、まぶただけを見続けると凝視していると思われるので、適度にまぶた以外の目の周りを見るのも良いでしょう。ただ、注意点としては、オデコを見るのは避けること。オデコを見ていると、髪の毛の生え際を見られていると勘違いされ、人によっては不愉快になりますので、気をつけましょう。では、会話中の目線のコツはあるのでしょうか?

会話中の目線のコツ3つ

会話のときに相手が心地良くなる目線は、目の周り見ることで、とくにまぶたを見るとお伝えしました。目線を意識した会話中のコツ3点をご紹介。


①会話の途中で目線をはずす
会話の間、ずっと凝視されると相手は不愉快になります。適度に目線をはずすのも大切。また、目線は横にはずすと否定されている印象になるので、縦にはずすのがポイントです。簡単な方法としては、頷きとの合わせ技。私は、「そうですね。」と返事をするときに、大きな頷きの場合は、顔を下に向けて頷きながら目線をはずしたり、小さな頷きの時はまぶたも一緒に閉じて頷きを表現したりしながら、目線をはずします。あとは、笑うタイミングで目線をはずしたり。リアクションを大きめにして、目線をはすすことが多いです。


②目を見るのは会話全体の40%
普段の会話では、相手の目を見るのは会話全体の40%程度で十分です。思ったより、少ないなと感じた方もいるのでは?なので、相手の目を見るのは、会話の中の大切なところだけで、大丈夫。心地よい会話にするためには、自分が話す時よりも相手の話の時に、目線は相手の目の周りを見ましょう。


③会話に集中する
目線ばかり気にしていると、会話に集中できないこともあります。相手と心地よく会話することが目的なのに、会話に集中できないなんて元も子もない状況。会話には集中しましょう。


目を見て話すのが苦手な人は、まずはリアクションをするときに、自然に目線を外すというところから初めてくださいね。

まとめ

今回は目線の場所やコツをお伝えしました。目を合わせて心地よく会話ができるかどうかは、相手との関係性によって変わります。信頼関係が構築できていれば、自然と目を合わす回数も多くなります。会話で目が合わない人がいる場合は、無理に合わせようとせずに、お互いの距離感を縮めることも大切。総務職の方は、相手の気持ちを汲み取りながら、目線に気をつけて会話を進めましょう。職場コミュニケーションの能力を上げたい方、人との会話を弾ませたい方、職場での会話に悩まれてる方、以下の記事も参考にしてください。

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この記事を書いた人

元・悩みがちアラフィフ女性のチャーミングで、2010年に総務職に配属され、現在は総務職と職員の相談窓口を担当しています。

【以前のわたし】
人間関係に悩み「退職しかないのか?」と体調不良に悩む日々を経験。しかし、一つ一つの課題を克服し、今は人間関係の悩みから抜け出し克服。

【現在のわたし】
人間関係に悩んだ厳しい時期に得た知識と経験が、今では「何かあったら、人の気持ちがわかるチャーミング」と頼りにされる存在。
悩み相談窓口担当になり、「みんなが求めるアドバイスを的確に伝えたい」と思い、関連する書籍を読み、コミュニケーション学や心理学を学び始める。

【学びの中で気がついたこと】
自分が悩んでいた時の対応が、コミュニケーション学や心理学の理論と関連していたことに気がつく。人間関係は複雑で、専門知識だけではなかなか解決できないと知り、その知識学を実践的な知識に高め、日常にどうやって活用できるかを日々学び継続中。

【ブログをスタートさせたキッカケ】
同じように悩む人々のサポートになりたい気持ちでスタート。記事は難しい言葉ではなく、実践的なアドバイスに焦点を当て、悩む人たちの心に届けることが目標。

悩んでいるあなたの日常に取り入れて、あなたのお悩みが解決へと繋がっていくことを願っています。「心ここにあるブログ」が、あなたが誰にも相談できないときの心の安心材料になることを心より願っています。

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