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職場で、相手の意見が自分と異なるとき、どのように返答したらよいかで悩む方も多いのではないでしょうか?ちょっとした言葉を付け加えるだけで、相手に不快な思いをさせることなく、会話を進めることができます。なぜなら、最初に肯定する言葉を取り入れるので、あなたも伝えやすいから。今回は、職場で異なる意見を伝えるときに、相手に不快な思いをさせないテクニックになります。総務職の方は、どんなに正しいことを伝えるときでも、相手に寄り添いながら伝える必要があります。ぜひ、今回の記事を参考にしていただき、円滑なコミュニケーションな職場環境を目指しましょう。
相手の意見が異なるとき、あなたは考えを変えて賛成する?反論する?
職場で相手の意見が自分と異なったときは、冷静に自分の意見を伝える必要があります。意見を変えるというよりは、相手の意見に反論せずに傾聴し、意見のどの部分が違うかを考えて発言することが大切。比較的、反対意見が言えずに、意見を変えて賛成する人にかぎって、結果が失敗すると「実は、反対だった。」と発言することも。ただ、正しい意見だからと言って、反論だけを伝えると、職場では円滑に業務を進めることができず、周りの協力が得られずに成功とは言えない結果になることもあります。では、相手と異なる意見を伝えなければいけないとき、職場での有効的な話法はあるのでしょうか?
相手と異なる意見を伝えるときの職場で有効的なクッション話法
相手と異なる意見を伝えるときには、クッション話法を活用します。人は、会話の中で自己承認欲求を満たしたいので、自分に賛成する人には好印象を持ち、反対する人に悪印象を持ちます。反対の意見がどんなに、正しかったとしても、受け入れることが難しいなんてことも。総務職の人にとっては、会社のルールを従業員へ伝えなければいけないときに、よくある職場光景です。なので、相手と異なる意見を伝えるときに、相手に自分の意見を受け入れてもらいやすくするために、クッション話法を活用。
クッション話法とは、相手の異なる意見を一度は受け入れて、自分の意見を伝えるという話法です。相手は、自分の意見を最初に肯定してもらえているので、その後に続く異なる意見を受け入れやすいという心理作戦。どんな話でも、いきなり否定されてしまうと相手は聞く耳を持ってくれませんよね。ただ、嘘をついてまで話を受け入れるのではなく、自分との意見の相違は何かを考えることが必要。自分の意見を伝える前に、「あなたの意見もすばらしいですね。」と伝えるのがクッション話法のテクニックです。では、相手を不快にさせないクッション話法のテクニックをどのように利用するのが良いのでしょうか?
相手を不快にさせないクッション話法のテクニックの使い方
相手を不快にさせないクッション話法のテクニックの使い方に、イエスバット法があります。イエスバット法(Yes But)とは、相手の意見を「確かに、あなたの言っていることはわかります。」と一度肯定したあとに、「しかし、〜という意見もあります。」といった接続詞を用いながら、異なる意見を伝えるテクニック。相手の意見をすぐに否定するわけではないので、異なる自分の意見を伝えやすいです。なので、最初の章でもお伝えしましたが、相手の意見に反論せずに傾聴し、意見のどの部分が違うかを考えて発言することが大切になります。
まとめ
職場であれば、いつでも同じ意見という場面だけではなく、異なる意見も多々あります。とくに総務職の方の場合、他部署の責任者と話をする機会も多く、話を受け入れてもらわないといけない場面も多く、伝え方を間違えると他の業務に影響するなんてことも。業務を円滑に進めるためにも、相手の意見にすぐに反論せずに傾聴し、意見のどの部分が違うかを考えて発言することが大切です。そして、相手と意見が異なる返答をする場合は、否定から入らず、クッション話法で相手の話を肯定してから自分の意見を伝えることが重要。従業員との接点が多い総務職の方は、ぜひ身につけてほしいしテクニックの1つです。職場コミュニケーションの能力を上げたい方、人との会話を弾ませたい方、職場での会話に悩まれてる方、以下の記事も参考にしてください。